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兄・頼朝に追われ奥州に非業の死を遂げたはずの源義経が、モンゴルに渡って成吉思汗となった?―病に倒れた神津恭介の入院生活の退屈しのぎにと、友人・松下研三が提示した謎は、天才探偵の頭脳を刺激した!邪説としてしりぞけられてきた問題に、一つ一つ検証を重ね、論理的説
巨大な塔時計の一風変わった文字盤が見守る中、怪事件が連続する!和時計の刻む独特の時間は、事件と関わりなく流れているようでもあり、犯罪に荷担しているようでもあり…。
19世紀前半の北イタリアは、オーストリアの支配下にあったが、ナポレオンに同調する自由主義者たちが暗躍していた。
イギリス貴族のジュリアン・ケストレルは、イタリア滞在中に親しくしてもらった侯爵の死をパリで知り、ミラノに赴く。
年一回のバザーの準備中、アニーの友人の女性が失踪した。
―イタリア全土、イギリス、フランス、スペイン、北アフリカから小アジア地域まで版図を拡大したさしものローマ帝国も、ライン河を渡ることには難儀した。
こんな生活、もう我慢できない…。自堕落な夫と身勝手な息子に翻弄される主婦の救いのない日々。
あらゆる不幸を立て続けに体験した相沢真琴は、全てを投げだし、葉崎市の海岸に辿り着いた。
大糸線・穂高駅近くで、東京に住む根岸淑子の絞殺死体が発見された!デイパックには謎の男の写真2枚が…。
東京・多摩川の河原で発見された男の殴殺死体。男は台湾人で来日直後、ある商事会社の営業課長宅を訪ねていたことが判明した。
中央サウンドの戸田琢二はテレビやラジオなどのBGMに使用するための、「日本の風の音」が欲しいという依頼を受け、京都の竹林を吹き抜ける風、鳥取砂丘に風紋を作る風を録音した。
青森浅虫温泉で豪遊後、海峡を渡り札幌競馬で大穴を当てた二人組の男。一人は定山渓で射殺され、一人は消息を絶った。
日本一の繁華街・新宿歌舞伎町の治安を守るために新設された歌舞伎署。開設早々、署員が泥酔して車に轢き殺される不祥事が発生。
完全犯罪をもくろんで会社の同僚を殺害したサラリーマンに、思わぬ落とし穴が待ちうけていた(『落とし穴』)、人気ロックバンドの歌にまぎれこんでいる、怪しげな女の悲鳴の秘密とは(『ジュリエットの悲鳴』)など、1990年から98年までに書かれた短編十二本を集めた傑
牛丼屋でアルバイトをするシュンペイにはフリーターのヨーノスケと、パチプロ並の腕を持つイッカクという同居人がいる。
夫との離婚問題に悩む多摩子は衝動的に琵琶湖まで旅行し、吉原と名乗る男性と知り合いお互いに心惹かれあった。
榊原千亜記の短大時代からの親友・橋本恵美がアパートの自室で全裸死体となって発見された。
ご存じ金田一耕助をはじめとした魅力溢れる新旧の名探偵が一堂に会し、推理の冴えを競い合います。
“アフリカ、中国、インド…二十一世紀最大の危機は世界の人口爆発である。
役者のエージェントとして働く美穂。ある日、女子大の同級生で“マドンナ”と呼ばれた笑子が殺され、驚く。
事件はシンガポールめざして南シナ海を航行中の貨物船が海賊に拿捕されたことから始った。
日本初の洋式帆船「ヘダ号」に西洋医学、新聞印刷、贋金づくりまで、西洋の知識を大いなる好奇心で、柔らかく、さわやかに受けとめた日本人の姿。
髪結いの伊三次とよりを戻した深川芸者のお文に言い寄る伊勢屋忠兵衛の黒い影。
エレベーターで刺殺死体が見つかった。捜査にあたったモンタルバーノ警部は、カリーマという謎の女性にいきあたる。
この小説は、徳川家康から影旗本として密かに徳川家を護持する事を命じられた鳶沢一族と時の権力者・柳沢吉保との暗闘が物語の主軸となっている。
ひとりでにふえてゆく駄菓子屋のおかし。深夜、アーケード街をさまよう透明人間の足跡。
苛烈な戦場での日々に、死を凝視しつつ、なお友情、青春が息づく、その刻々を淡々と描いた、直木賞受賞作「蛍の河」。
苛烈な戦場での日々に、死を凝視しつつ、なお友情、青春が息づく、その刻々を淡々と描いた、直木賞受賞作「蛍の河」。
大学のミステリィ研究会が「ミステリィツアー」を企画した。参加者は、屋上で踊る三十人のインディアンを目撃する。
東京で連続幼女殺人事件が発生、長野県上山田温泉で将棋の名人戦に挑戦中の宗方が捜査線上に。
サスペンス映画の傑作『サイコ』を見事に彷彿させる表題作「101号室の女」、夕暮れの公園で空のベビーカーを押す男の謎に迫る「眠れ、わが子よ」、凶暴な脱獄囚が別れた女に刻々と近づく恐怖を描く「網走まで」等、全九編を収録。
業界初(のはず)の話題(のはず)の個人文庫、第二回配本分にして堂々の完結巻はミステリ短編を集めた「謎の巻」です。
「ここに三月以外に入ってくる者があれば、そいつがこの学校を破滅に導くだろう」―湿原の真中に建つ全寮制の学園に、二月の終わりの日に転入してきた水野理瀬。
主要な三人の登場人物の長い独白の聞き手は、一般的な人物である。
この巻に収められた三つの長編は、ある種の逸脱と自己循環にあふれている。
浅見光彦の母・雪江が四国霊場めぐりの途中で、交通事故に遭い、記憶喪失に陥った。
舞台は横浜・山手、人情味あふれるミステリー。天涯孤独の有吉葡萄と謎めいた初老の女の周辺に怪事件が起きる。
収賄事件でK島の診療所長に飛ばされた元国立病院内科部長の神崎は、ひそかに“ゼロ計画(プラン)”なる犯行を企てた。
表と裏の顔をもつ二人の男がいる。秘密の部屋で花形女子アナウンサーを飼育するゲームクリエーター・宝城哲。
叔父から巨額の財産を継いだ岡島瑛子は、旅先のロンドンで、濃霧立ちこめる夜、甲高い笛の音とともに悪夢をみる。
臨時新幹線ひかり号の車中で発見された男の刺殺死体。凶器の果物ナイフと捨てられた黒い革手袋を手掛かりに捜査は進められた。
「期限切れの倉庫から出てきた品物に興味はありませんか?あなたに関係した品物のようですが」ある朝キンジーのもとにかかってきた一本の電話が、とっくの昔に封印したはずの思い出を甦らせた。
恋人にふられたバーニイは、傷心を癒すため、古い屋敷を改造した片田舎の英国カントリーハウス風ホテルへ―もちろんそんな殊勝なバーニイではない。
麻薬王のブレーンとして完璧な犯罪計画を立てる―おれにとって犯罪はビジネスだ。計画を売るだけ、実行はしない。
「俺、帰りたくなくって」29歳の専業主婦・諸藤典子は、インターネットの掲示板で知り合った中学生・浅生遼介から、オフ会の帰りの新幹線の中で別れ際にそう告げられる。
ミステリー作家の吉本紀子は、週刊誌に連載を持つことになった。
事件の背景がつかめてきた。北海道を舞台に展開された、リゾート開発をめぐる不正融資に関連してひきおこされたものらしい。
百物語とは、同好の士が集まり、それぞれが持ちよった怪談を披露しあい、百の怪談を話し終わると異変が起きるというものだ。
1917年から20年間にわたり発表した68編の捕物帳!もと岡っ引の半七が語る数奇な捕物の数々。
かつての名声を捨てきれず、酒に溺れる女性オペラ歌手。厳格な祖父と優秀な姉にコンプレックスを感じ、家を飛びだした少女。
不倫の現場を資産家の妻に目撃され、はずみで妻を殺害してしまった島崎は、これを「完全犯罪」にすべく死体を車のトランクに積んで奥丹沢の山中へ運んだ。
「出勤の必要はなし、街に出て若者の嗜好を探れ」―時間も金も自由になる不思議な社命を諸橋直之は愉しんだ。
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